要チェック!後払い決済の審査基準や限度額などを徹底解説

後払い決済アプリを利用する際には、手数料がいくらかかるのか、利用限度額はいくらか、そのアプリで利用できる金額は自分のニーズに合っているかなどを確認する必要があります。また、どのような審査基準が設けてあるのかも事前に調査しましょう。

後払いアプリの選び方5つのポイント

後払いアプリの選び方

スマホ1つで、誰でも手軽に使えるのが後払い決済の魅力です。
簡単に使えるからこそ、後払い決済を利用する前にしっかりと確認して欲しいポイントがいくつかあります。
当記事で詳しく解説していきますので、どのアプリを使うか迷っているという方はぜひ参考にしてください。

後払い決済を使う前にチェックしておきたい5つのポイント

後払いアプリを利用するうえで審査の有無や限度額、手数料といった要素は避けて通れません。
各アプリの口コミにも「予想以上に手数料がかかる」「限度額が低すぎる」といった不満が散見されるため、使ってから後悔しないよう、以下の5点をしっかりと見極めましょう。

その1.審査の有無

審査

全てのアプリは、インストールするだけで簡単に後払い決済がはじめられます。
審査はおろか、身分証の提出や本人確認すら不要で、即日利用可能です。

クレジットカードを発行する際の与信審査には、平均して一週間程度かかります。
それがないだけでもスムーズに利用手続きをすることができ、ユーザーの利便性を追求した仕組みになっているのです。
一部のリアルカードを発行する場合のみ、審査が必要になることもあります。
もし、今すぐにでも後払い決済を使いたい方には、メールとSMS認証だけで利用できるバンドルカードやatone、paidyといった後払い決済アプリをおすすめします。

その2.限度額

利用限度額は全体的にかなり抑えられています。
後払い決済では、地道に使い続けることで、限度額が徐々に上がる仕組みになっています。

限度額

しかし、限度額の上限に達したとしても、月に10万円以上利用できるアプリはメルペイやPayPay、paidyといった一部のアプリだけです。
ちょっとした買い物に使う予定の人はあまり気にならないかもしれませんが、家電やブランド品などの購入を視野に入れている人にとってはデメリットに感じられるでしょう。
将来的に大きな買い物をしたい場合は、予め限度額が高めなメルペイ、PayPay、バンドルカードといった大手後払いサービスを検討してみてください。

その3.本人確認の有無

本人確認

多くのアプリがインストールと簡単な手続きだけではじめられますが、全ての機能を使うには本人確認を行う必要があります
身分証を撮影して、顔写真を送って…という手順は、人によって面倒くさいと感じるでしょう。

本人確認をしていない状態で使える機能は、原則として

  • ・残高のチャージ
  • ・ネットショッピングでの支払い
  • ・スマホでの決済

といったものに限られます。

「身分証を渡すのが怖い」「本人確認の手続きが面倒くさい」「後払い決済アプリにそこまで機能を求めていない」という人は、本人確認なしでどれだけの機能が使えるかを確認してみてください。
Kyashやultra payなどは、本人確認なしでも幅広く使える後払い決済アプリとなっています。

その4.手数料

クレジットカードと後払い決済アプリの大きな違いとして挙げられるのが、「手数料の有無」です。
クレジットカードだと年会費くらいしか利用者への負担はありませんが、後払い決済の場合はチャージや代金支払いの際に一定の手数料を取られます

手数料

特にボタンひとつでチャージできるタイプのアプリでは、チャージする金額によって最大2,000円もの手数料がかかることもあります。
後払い決済というサービスは利用料金の踏み倒しや返済の遅れが起きやすく、アプリ側は予め損をしないようなシステムを作る必要があるのです。
『○円以上のチャージなら手数料無料』というアプリもあるため、ご自身の買い物スタイルに合わせて探してみると良いでしょう。

口座振替の場合は、他の支払い方法に比べて代金が回収しやすいからか、ほとんどのアプリで手数料がかかりません。
手数料がかかる分だけ損をすることは間違いないので、できる限り口座振替で支払うとお得になります
paidyやBANKIT、B/43などは手数料が安い・無料なケースが多い後払い決済アプリです。

その5.年齢制限

年齢制限

後払い決済アプリでは、13歳以上であれば利用できるものも多く、中には年齢制限がないものも存在します。
定期的な収入の有無や、ブラックリストに載っているか否かも関係ありません。
スマホにアプリをダウンロードすれば、誰でも利用できます。

特に、収入面のせいでクレジットカードの審査に通りにくい大学生や若年層にとって、非常にありがたいサービスではないでしょうか。
プリペイド式のアプリであればチャージした分しか使えないため、思わぬ高額請求や使いすぎを抑制できます。
もしあなたが未成年者の場合、保護者の同意は必須となります。
不要なトラブルを避けるためにも、使っていいかどうか必ず許可を取るようにしましょう。
バンドルカード、atone、ultra payなど、多くの後払い決済アプリが年齢制限なく利用できます。

想像以上に便利!後払い決済アプリを利用しよう

審査不要、年齢制限なしという条件の緩さのおかげで、誰でも簡単に後払い決済アプリを使うことができます。
アプリさえインストールすればOKというお手軽感は、クレジットカードでは絶対に太刀打ちできません。
勿論それぞれに一長一短があるのですが、「すぐに使える」「誰でも使える」という観点では後払い決済アプリの方が優れています。
手数料の存在や限度額の低さなどネックになる部分はあるものの、本人確認しなくても使えると考えれば十分すぎるほどです。
クレジットカードを諦めてしまったあなたも、後払い決済アプリをインストールしてみてはいかがでしょうか?